■ ID | 802 |
■ 種類 | 総説・解説 |
■ タイトル | 水環境基準をめぐって −まず類型から見直そう− |
■ 著者 | 須藤隆一
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)国際環境研究協会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 国際環境研究協会ニュース、No.150、2-3、2008 |
■ 抄録・要旨 | 水の環境基準は環境行政の達成目標であるが、永年にわたる運用のなかで、多くの問題点が指摘されている。このため、科学的根拠に基づいた十分な検討と見直しが必要である。ここでは私見を述べることとする。公共用水域の類型を決める利用目的と基準値には適切でないところがあるので速やかに改正するべきである。例えば、湖沼Bに水道利用を入れること、湖沼AAのCODの基準値を1mg/Lから2mg/Lにすること、海域Cの基準値を8mg/Lから5mg/Lにすること、河川AAのBODの基準値を1mg/Lから2mg/Lにすることがあげられる。そのあとで、時間をかけて項目、基準値、バイオモニタリングなど懸案になっている問題を含めて大幅な改正が実施されることを期待したい。 |
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